ドイツ「ビラべック」社の羊毛について
7月12日から開催の「SLEEP SHEEP SLEEP」では、
ドイツ「ビラべック社」の羊毛布団を中心に提案しています。
ビラべック社は1948年に、世界で初めて羊毛布団を世に出した老舗メーカーです。
使用するフランス産のロイマンドウールは、専属農家のみで飼育されていて、
縮れが強く腰のあるメインボディの毛を使用しています。
化学薬品を一切使用せず、水と中性洗剤のみで洗い、羊毛本来の特徴を最大限に引きだしています。
お手入れはデリケート衣類用の洗剤を使えば丸洗いも可能です。
また、ビラべックの羊毛布団の側生地は通常の側生地の100倍の通気性がある
高級エジプト綿ジャージ生地「マコ・トリコット」を使用しています。
そのため、羊毛の持つ特性、吸放湿性を損ないません。
さわり心地はとっても柔らかでさらりとして、非常に軽いのも特徴的です。
夏に羊毛布団?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
羊毛布団の最大の特徴は高い吸放湿性。
寝具に使われるどの素材よりも吸湿性能が高く、湿気を発散する力においては綿の2.4倍。
ポリエステルと比べると、なんと22倍の差があります。
さらに、汗を吸収する際に吸着熱と呼ばれる熱を放出し、放湿の際に気化熱を奪います。
結果として、夏でも涼しいという不思議な特徴を発揮します。
涼しく快適でありながら羊毛のちぢれによる空気の層の断熱効果で、いわゆる「冷え」を防ぎます。
また、羊毛の表面は写真の通り、水を弾きますので、さらっとしています。
水を弾くのになぜ吸放湿性が高いかというと、
羊毛の表面が水を弾き、水蒸気を通す構造をしているからです。
繊維内部はとても親水性が高く、蒸発した汗をどんどん吸収し発散します。
この羊毛の独特な構造と複合的な調節により、睡眠にとって快適な湿度と温度を保ってくれます。
冷感などはありませんが、自然素材で今年の夏の蒸し暑さを乗り切ってはいかがでしょうか?
羊毛ベッドパッド、羊毛肌掛け布団、リネンのシーツを販売しています。
赤ちゃん用のベビー3点セットもおすすめです。
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SLEEP SHEEP SLEEP
夏なのに熟睡できる羊毛寝具
7/12(sat)~21(mon)